脳梗塞からの生還

後遺症と闘いながら再起不能状態から完全復帰を果たしたカイロプラクターの記録

脳梗塞入院・虎の門病院5日目 8月15日

      2021/07/30

そして8月15日の月曜日からリハビリが始まりました。
まだ左足が麻痺していて歩けないので、車椅子でリハビリ室に連れて行ってもらいます。

リハビリは3種類あります。
PTと呼ばれる理学療法、OTと呼ばれる作業療法、そしてSTと呼ばれる言語聴覚療法。

私の担当の理学療法士さんは女性のIさん。
朗らかで優しくて大らかな感じの美人でした。
(そればっかり・・・?)

この時の理学療法は、大きなベッドに寝て全く動かない足を、Iさんが動かして、動きを身体に(脳に?)刷り込んで行くようなリハビリを繰り返しました。
動かしてもらうときに、自分でも動かす努力だけはする、といった感じです。

他には、車椅子の足置き台から動かない左足を地面に下ろしたり、地面から足置きに戻すという動作を、自分一人でできる様にする練習です。
動く右足を使って、動かない左足をすくい上げて、上げたり下ろしたりするのです。
印象としては、残っている機能を利用して、日常生活をいかにスムーズに送るか、という訓練の様なものです。

この程度の事でも、自分で出来る事が増えるのはとても嬉しかったです。

作業療法では、小さな積み木のようなものやコインを移動したり、小さなボールを投げたり、といった動作を主に練習しました。

私の担当のIさんは、人当たりの良い大人しい感じの女性でした。
(こちらもIさんです)

Iさんの「さんはい!」の掛け声で作業スタート、ストップウォッチでタイムを計ります。

普段だったら、ストップウォッチでタイムを図られたりしたら、燃えてしまう私ですが、やっぱり脳にダメージを受けると違います。
なんとなく言われるがまま、少し“ぼぉ~っ”とした頭でなんとなくやっていた様に思います。

最後に言語聴覚療法のリハビリですが、今日はありませんでした。
明日からがスタートです。

言語聴覚療法…これが私にとっては一番やっかいな物になるのでした。

その件はまた後程…

この日は夕方、私が会社員だった頃の後輩、O君が尋ねて来てくれました。
O君、忙しいのに悪かったね。

ありがとう!

リハビリ
虎の門病院でのリハビリ風景(これは腹筋でしょうか?)

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脳梗塞の後遺症の軽減を目指す方
本当に仕事に復帰できてるか確かめてやろうという方

是非私を見に来て下さい。
今では後遺症があることも分からないと思います。
是非ご一緒にお話ししましょう!

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〒135-0033
東京都江東区深川2-5-8
壮快カイロプラクティック院長 松本斉
電話:0120-63-5374
メール:info@sokai-chiro.com

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脳梗塞経験者にお勧めの本

脳科学者である「わたし」の脳が壊れてしまった――。ハーバード大学で脳神経科学の専門家として活躍していた彼女は37歳のある日、脳卒中に襲われる。幸い一命は取りとめたが脳の機能は著しく損傷、言語中枢や運動感覚にも大きな影響が……。以後8年に及ぶリハビリを経て復活を遂げた彼女は科学者として脳に何を発見し、どんな新たな気づきに到ったのか。驚異と感動のメモワール。


https://youtu.be/BsSWaYITW4g

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