脳梗塞からの生還

後遺症と闘いながら再起不能状態から完全復帰を果たしたカイロプラクターの記録

脳梗塞:リハビリ病院(都立台東病院)でのリハビリ【退院】

      2021/07/30

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翌日のリハビリでも、私は各リハビリ担当者に、一時帰宅で自宅でも注意すれば日常生活は大丈夫なことが確認できたこと、だから出来るだけ早く退院したいことなどを、またもや切々と訴えることを忘れませんでした。
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それから数日が過ぎて、リハビリ室でバイク(自転車)をこいでいると、主治医のO田先生がひょっこり現れました。

O田先生:「松本さんの一時帰宅の状況は皆から報告を受けました。で、いつ退院したいですか?」
私:「いつでも良いなら、一日も早くお願いします。なんなら今日これからでも…」

こんなやり取りの後、結局その3日後の退院が決まりました。

退院が決まってからの私はもう、天にも昇る気持ちでした。
当日が待ち遠しくて待ち遠しくて、リハビリにも更に気合が入るのでした。

退院の前日に、病院の栄養士から再発予防の為の栄養指導を受けましたが、その内容はまあ、日常よく目にし、耳にするような内容で、要約すると「食生活に留意して血圧を上げないように注意する」ということでした。

その時すでに私の頭の中は、退院後の妄想で一杯になっていました。

その晩家内が、入院中に病室に置いておいた着替えなどを持ち帰りました。
いつの間にか結構な量になっていて、病室のクローゼットの中はスッカラカンで妙に寂しく感じるのでした。

消灯時間が来ると、明朝目覚めた時の事に思いを馳せて気がはやるせいか、なかなか寝付けませんでしたが、ふと気付くといつの間にか朝になっていました。taiyou

病院には「9時頃には出発するので、朝食は不要」と伝えておきましたので、着替えていつでも出発できる準備をして、家内が車で迎えに来るのを待ちました。
朝食は、久しぶりに“朝MAC”にでもしようと密かに心に決めていたのです。

そして家内が到着し、病院の退院手続きを全て済ませ、清清しい気分を満喫しながら、9月28日の晴天の空の下、愛車に乗り込みました。

“イザ、マクドナルドへ出ぱ~つ!”

取りあえず自宅に向かって走って行きましたが、探していないときはマクドナルドはしょっちゅう見かけるのに、この日に限ってなかなか出会えません。

そうこうしている間に門前仲町に着いてしまいました。
取りあえず車を駐車場に入れて、マクドナルドを目指しかけました。

が、まだ杖を使っても結構危なっかしい歩行状態で、少し進んだところに“ドトール”があったので、予定変更で“ドトール”で朝食を摂りました。

店内では、席の間の狭い空間を通ったり、他のお客さんとすれ違ったりするのが結構怖くて、健常者には何でもないことが、障害を持っていると難しかったりすることが、初めて実感できました。
(この感覚は明らかに後遺症で、空間の認識能力が著しく低下していました。)

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脳梗塞の後遺症の軽減を目指す方
本当に仕事に復帰できてるか確かめてやろうという方

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〒135-0033
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壮快カイロプラクティック院長 松本斉
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脳梗塞経験者にお勧めの本

脳科学者である「わたし」の脳が壊れてしまった――。ハーバード大学で脳神経科学の専門家として活躍していた彼女は37歳のある日、脳卒中に襲われる。幸い一命は取りとめたが脳の機能は著しく損傷、言語中枢や運動感覚にも大きな影響が……。以後8年に及ぶリハビリを経て復活を遂げた彼女は科学者として脳に何を発見し、どんな新たな気づきに到ったのか。驚異と感動のメモワール。


https://youtu.be/BsSWaYITW4g

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