脳梗塞からの生還

後遺症と闘いながら再起不能状態から完全復帰を果たしたカイロプラクターの記録

脳梗塞:リハビリ病院(都立台東病院)でのリハビリ【車椅子からの巣立ち】

      2021/07/30

車イスからの巣立ち

台東病院での私の大きな楽しみの一つが、2階にある売店にコーヒーを飲みに行くことでした。
毎日家内が来ると、売店まで車椅子を押して連れて行ってもらいます。

転院して一週間もすると、病室のある4階と売店のある2階に限り、車椅子での自力での移動許可が出ました。
これで家内が来るのを待たずに、コーヒーが飲みたければ自分で自由に売店に行くことが出来ます。

この、自分の意思で行動を決められるのがうれしくて、私は毎日3~4回は売店に通うのでした。
売店のおじさんとおばさんにも、顔を覚えられたようでした。

そして、更に一週間ほどで、いよいよ車椅子を降りる日がやってきました。
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まだ、左足に装具を装着することと、杖を使うことが条件ですが、久しぶりに自力で歩くのは、何ともいえない開放感と充実感でした。

そして何よりありがたかったのは、トイレに行く時に一々病院スタッフを呼ばなくてよくなったことでした。
“自由であることのありがたさ”を、心から実感できました。

それからは、杖を使いながらではありますが、病院内で自由に動くことが出来ました。

リハビリでも、室内だけでなく病院の周辺を歩いたりしました。
病院内と違って、外の世界には変化があります。

歩行者とすれ違ったり、自転車を避けたり、路面に傾斜や凹凸があったり、工事の大きな音がしたり…。
外を歩きはじめてしばらくは、こういう刺激が結構怖かったのを思い出します。
路面にあるひび割れやタイルのつなぎ目ですら、視界に入ると何故か怖いのです。

脳が障害を受ける怖さをつくづく感じました。

まだ9月ですから外は大変暑い日が続いています。
そんな中、少しずつ歩行距離を伸ばして行きました。

暑さを感じるのもまた、生きていることが実感できて楽しかったのです。

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脳梗塞の後遺症の軽減を目指す方
本当に仕事に復帰できてるか確かめてやろうという方

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壮快カイロプラクティック院長 松本斉
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脳梗塞経験者にお勧めの本

脳科学者である「わたし」の脳が壊れてしまった――。ハーバード大学で脳神経科学の専門家として活躍していた彼女は37歳のある日、脳卒中に襲われる。幸い一命は取りとめたが脳の機能は著しく損傷、言語中枢や運動感覚にも大きな影響が……。以後8年に及ぶリハビリを経て復活を遂げた彼女は科学者として脳に何を発見し、どんな新たな気づきに到ったのか。驚異と感動のメモワール。


https://youtu.be/BsSWaYITW4g

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